ベルリンの戦い

この間行った秋葉原で480円で買ったゲームソフト、ベルリンの戦いをやってみました。
ごく一般的なFPSで、主人公はとあるドイツ軍の将校を暗殺すると言う話なのですが、
戦車に乗ったり、バズーカで一人で何台もの戦車を倒したり、狙撃をしたり、キューベルワーゲンで暴走したりの全10ミッションの凄いクオリティの一品でした。
SS付きで全ストーリーを追っていきたいと思います。

ミッション1 パラシュート降下

スタート
まず主人公は、ベルリンに単独でパラシュート降下し、将校を暗殺するつもりだったのが、予定地点に到達する前に乗機が被弾。やむなく別の場所に降下するところからスタートします。
降下中
機体から脱出し、パラシュート降下しています。
画面中央の矢印は降下目標地点を指している感じで、この矢印を前後左右のキーボード操作でつねに中央に向けておくのが最初のミッションです。
この画面では矢印が赤くなっており、降下地点からずれているので、直ちに直す必要があります。
着地
なんとか地上に降り立った主人公は、何故か落ちている武器を拾い集めます。
降下する際、一緒に投げ落としたのでしょうか。
これでミッション1は終了です。
時間にして2分くらいです。
これで全体の10分の1が終了しました。

ミッション2 敵陣真っ只中

ドイツ兵の居る村
何とか地上に降り立ったものの、そこは敵支配地域真っ只中!
このミッションは、いきなり敵兵がうじゃうじゃたむろしています。
ここは、見つからないようにこっそり隠れながら進むべきところですが、
全員倒して強行突破しても構いません。
ただし現時点ではM1ガーランドライフルとコルトM1911ピストルしか持ってなく、
しかも弾薬が極めて少ないので、無謀な攻撃をすると、あっという間に弾切れになって蜂の巣にされてしまいます。
只、敵を倒せば2分の1位の確立で弾薬を落とすので、それを拾えばいいんですけどね。
またどうでもいいのですが、この主人公の持っているM1ガーランドライフルは弾が5発しか入りません。
ガーランドの装弾数は8発のはずです。
こんな任務をさせられている位ですから、欠陥品を掴まされたのでしょうか?
MP40
こんな欠陥品を使うよりも、敵の持っている武器の方がはるかに使い勝手がいいと言う事で、倒した敵の持っていたMP40を手に主人公は進みます。
ソビエトの人発見
しばらく進むとソビエト軍の兵士を発見します。
ぶっちゃけ敵との区別が遠目には付かないので、ほとんどのプレイヤーが初プレイの際には、彼に銃弾をプレゼントすることでしょう。
敵陣に孤立して困っていた主人公を、そんな無礼な態度にも関わらずソ連軍のキャンプに連れて行ってくれるとのことです。
甘えて付いて行く主人公ですが、後にただで助けてくれるような甘い話は無いと言う事を痛感します。
これでミッション2は終了です。
時間にして7分位でしょうか。

ミッション3 ソビエト軍のパシリ

ソビエトの偉い人
ソビエト兵に連れられてソ連軍のキャンプへたどり着いた主人公。
そのキャンプの司令官らしき将校に、自分はドイツの将校を暗殺する任務があるので協力して欲しいと申し出ます。
うーん、こんな状況になっても任務を達成しようとするとは、主人公は諜報員の鏡のような人です。
するとソ連の将校は、
『今敵に包囲されってから、ちょっと倒してきてよ』
みたいな事を言ってきます。
武器弾薬が乏しい主人公のために、一応武器は一通り提供してくれるのですが、(ppsh、DP28、モシンナガンリボルバーの3種類が貰えます)
一人で基地の外に行って敵を全員倒して来いとはかなり酷い話です。
しかし、任務を達成する為ならどんな苦労も厭わない、主人公は言われた通り、敵を倒しに行きます。
T34!?
さて、出撃前にソ連のキャンプを散策してみた所、主人公は珍妙な戦車を発見します。
何だか第一次世界大戦に出てきそうなショボイデザインの戦車ですが、これは第二次大戦時のソ連の名戦車T−34だとソ連兵は言い張ります。
こんな頼りなさそうな戦車には乗りたくありませんが、この後主人公はこれに乗る羽目になります。
ソビエトの見張りの人
キャンプの出口では、ソ連の歩哨らしき人物がつっ立っています。
どうでもいいですが、この世界の人たちは皆凄い無表情です。
その様と言ったら、感情の無いロボットが如しです。
不死身
たった一人で敵を倒して来いと言う理不尽な命令に内心では腹が立っていた主人公は、腹いせとばかり、この歩哨にさっき貰ったppshの弾丸をプレゼントしてあげました。
しかしこの兵士、物凄い出血をしているのに無表情は全く崩さず、ピンピンしていました。
どうでもいいですが、血がポスタルのゲロみたいで気持ち悪いです。
ドイツ兵を掃討
さて、理不尽な命令をされた腹いせにソ連の兵士を撃って見た所、変な汁が大量に噴出して気持ち悪くなった主人公は、命令通りドイツ兵を倒しに行きます。
キャンプを出たところ早速ドイツ兵がうじゃうじゃ沸いて来るので、それをさっき貰った武器でも使いつつ次々倒していきます。
どうでもいいですが、このドイツ兵達、誰も彼も同じ体制で、全く動かずに銃を撃ってきます。
どんな戦闘訓練を受けて戦場にやって来たのか非常に気になりますが、主人公にとっては下された指令が全てですので、軽く皆殺しにしてキャンプへ戻ります。
塹壕へ行け!
キャンプの周りに居た敵をやっつけたと先ほどのソビエト将校へ報告した所、今度は塹壕にドイツ兵が大挙攻め寄せてきているから、またお前一人でそれを撃退しに行ってくれと酷い命令をこなして戻ってきたと思ったら、さらに酷い命令を下されます。
塹壕
しかし、何としてでもベルリンに行ってドイツ将校を暗殺しなければならない主人公は、
言われたとおり塹壕へ向かいます。
塹壕での戦闘
塹壕で主人公がたった一人で配置に付くと、それを待っていたかのようにドイツ兵の突撃が始まります。
もうちょっと早く突撃していれば、やる気の無いソビエト兵はキャンプに引き篭もっていたので、誰もいない塹壕を容易く確保出来たので、このドイツ兵達はとても間が悪いなぁと思います。
多分主人公が到着するのを待っていてくれたんでしょう。
主人公が来るのを待っていてくれたやさしいドイツ兵達を主人公はさっきソ連兵に貰ったマシンガン、DP28で次々と倒して行きます。
地雷
主人公が守る塹壕の前には、地雷が多数埋まっており、時折不運なドイツ兵がそれを踏み吹き飛びます。
主人公の攻撃と地雷の前に、ドイツ軍の突撃は失敗し、主人公は見事塹壕の防衛を果たします。
それにしても、攻めて来たドイツ兵は20人弱は居たはずですが、塹壕と地雷と言う障害物があったとは言え、たった一人の主人公に負けてしまうとは何とも情けないドイツ兵達です。


これでミッション3は終了です。防衛に成功した旨ソ連将校に伝えると、ようやくベルリンへ行く為の協力をしてくれると言ってくれます。
辛抱強くパシリをした甲斐がありました。
時間にして9分くらいでしょうか。
どうでもいいですが、このミッションで主人公はソ連のキャンプからせいぜい100M位しか離れていない場所で戦っていたのに、ソ連兵全員シカトとはこの人達はどういう神経をしていたのでしょうか。