歯医者

前回麻酔が効かないとかで、途中で切り上げた奥歯の続きをしました。
今回も麻酔の効きが微妙でぶっちゃけ最初削ってる間痛かったんですが、がまんしました。


こういうシチュエーションになると思い出す事があるんですよ。
昔沖縄に修学旅行に行った時、お決まりの平和学習コースで平和祈念資料館に行ったんですよ。
そこで証言集みたいなのを見たんですけどね、そこでこんな事が書いてあったんですよ。
当時看護要員として召集された学生の話
「戦闘が激しくなり、医薬品が底を尽き始めついに麻酔の供給が途絶えてしまった。
そこで手術が必要なものは麻酔無しでも構わないという者から優先して手術をする事になった。
すると1人の兵士が自分は麻酔がなくても良いと申し出たので、その兵士の手術を行うことになった。
その手術に助手として付き添う事になった学生は、麻酔無しでなんて大丈夫なのかと尋ねたが、その兵士は
『自分は大日本帝国の兵士でありますから、そのぐらいの痛みどうと言う事はありません。』
と笑って答えた。
手術の間その兵士は脂汗を大量に流し、うんうん唸り続けずっと苦痛に耐えていた・・・」
兵士だから大丈夫ですって、理屈として通ってませんよね・・・
でも当時はそうせざるを得なかった訳で、じゃあ手術しないって言ったら手足が腐ったりして余計悲惨な事になる訳で何と言ったら言いか・・・


まぁそんな証言を読んで以来治療で痛い事があっても、麻酔無しの手足切断手術とかに比べりゃこんなもんって感じで我慢して切り抜けるおまじないを身に着けてます。


でもその後の削り終わってからレーザー当てるところで一番痛かったので、痛いって言ったら麻酔追加してもらえました。
そしたら、びっくりするくらい痛くなかった。
いやー、麻酔でなんとかなるって素敵な事ですね。