旅犬まさお君逝く http://www.tv-tokyo.co.jp/pochitama/

いつも見ているテレ東のポチたまにチャンネルを合わせると、冒頭で
『まさお君情報は番組の最後でお知らせします』
みたいな見慣れないテロップがのっけから出てきました。
なんだろうと思いましたが、一緒に見ていた母は
『まさお君が亡くなったんじゃないの?』
と半分冗談交じりに言いました。その時はそんなまさかぁと思いました。
でも繰り返しだされるテロップ、そして普段そんなテロップの出し方はしない番組です。
何かありそうという空気は感じました。
そして最後での、急逝報告。


それを見終わっても別に涙が出たりはしませんでしたが、うまく言い表せない気持ちにはなりました。
その後すぐお風呂に入ってからは、今日見てきた父親達の星条旗の事を思い返していました。
お風呂から出たら、今朝の番組欄を見て、見ようと思っていたお笑い番組があったのですが、見る気にはなれませんでした。
その後少し眠くなり、電気を消してゴロゴロしていたのですが、その間頭を巡ったのはまさお君でした。


まさお君はTVで見ていた存在
おいらの近くに居る存在じゃない
現実に会ったり見たりした事は一度も無い
でも何故か凄く知っている存在が亡くなったように悲しい
まさお君ておいらにとってはなんだったんだろう?
まさお君と接していたのは週一回放送される番組の中の1コーナー大体20分位
CMとか差し引いて実質の時間で言えば15分てところだろう
15分なら1ヶ月で1時間
1年なら12時間
まさお君の旅は6年続いたらから72時間
72時間、正味3日間が、まさお君を見てきた時間
でももうその時間が増えることは無い
引退したからじゃない


毎週楽しみに見ていました。
癒されたりしてたんだと思います。
もう彼の巻き起こすドタバタを見ることは出来ないけれど、悲しむばかりでも無いと思います。
6年間の旅で数え切れない程の全国の犬、猫、牛、ヤギ、ブタ、その他色々なペット、そして人。
彼が残してきた全国各地での交流は消えることはない。
そして息子のだいすけは彼に勝るとも劣らないおバカっぷりで、旅を続けている。
他の6匹の子供も幸せに暮らしている。
相方の松本秀樹氏のブログには既に1000件を超えるコメントが付いていた。
海外から*1のコメントも何件も見られた。
それだけ多くの人に愛されていたんだ。


なんか、沈んだ気持ちでメチャクチャに書いた文章ですけど、ここまで書いたら気が楽になりました。
ありがとうまさお君。

*1:台湾初め、アニマルプラネットで放送されているからであろう、それ以外の国からも