内輪ネタ文 高慢な態度が会議を台無しにする

環境倫理の授業を取っている、ある大学の環境情報学部の学生は、
常々グループプレゼン作成の必要性を感じていてたが、同じ班員から要望が出たのを機に実行に移そうと考えた。
あまり時間が無いのでパワーポイントで原案を作り、班員を集めて会議に臨んだ。
その企画書は取材を基にして加工した話が掲載され、5枚分とはいえ分かりやすくまとめられていた。
少なくとも学生が意図している内容を伝えるには十分な書類だったのである。
ところがそれを見たジェバンニの一人が何を思ったのか、
「ちゃんと12枚分作ってください」
と言ったのである。
これには演習室全体が唖然としたが、ともかく会議は進行し、最終的に当初の案よりももう少し作りこんだプレゼンになることが決まった。
そしていよいよ発表前日と言う段になって、件のジェバンニが言った。
「おれはもうお前らを信用しない。発表に出たくない。やりたければ資料はやるからおまえらだけでやれ」
このジェバンニの「おまえらおれの作った資料が欲しいだけだろう?」
と言う高慢な態度が、その後メンバーの雰囲気を非常に険悪なものにしてしまった。
結局そのジェバンニ以外の人たちは
「ここでいくら議論を重ねたところで、最後はあいつに『お願いします』と頭を下げなければならない。そんなのは癪だし嫌だ」
と妥協する事もなくなり、沈黙のままにジェバンニは除名。
ジェバンニの分を学生が作り、最初のよりもとても良いプレゼンができたのであった。
めでたしめでたし。


完全に内輪ネタで、知ってる人*1しかわからない内容ですいません

*1:多分2人、多くて4人